市販のチャイラテを飲むと、「もう少しスパイスが効いていたらいいのに」と思うことがよくありました。かといって、本格的なお店で飲んだチャイは生姜がかなり強く、ほとんど生姜の味しかしないことも。私が飲みたかったのは、その間くらいの味でした。
そこで家で何度か作り、水と牛乳を1対1にして、アッサム茶葉と5種類のスパイスを鍋で煮出す形に落ち着きました。水を沸騰させてからスパイス、茶葉の順に入れ、牛乳を加えて少し煮詰めます。砂糖を入れるのは最後です。この順番なら、出来上がった量を見ながら甘さを決められます。
ここでは、実際に作っていた分量と手順、粗びき黒こしょうが残ってしまった失敗、アイスチャイラテを薄めないために作った「チャイ氷」についてまとめます。
チャイラテの材料と分量
水200mlと牛乳200mlで作るときの目安です。
- 水:200ml
- 牛乳:200ml
- アッサム茶葉:ティースプーン2〜3杯
- 砂糖:小さじ8杯ほど
- シナモンスティック:1本
- カルダモン:10粒ほど
- クローブ:8粒ほど
- 生姜:薄切り5枚ほど、またはジンジャーパウダー
- ブラックペッパー:粒のまま6〜8粒ほど
- シナモンパウダー:必要に応じて仕上げに少量
砂糖小さじ8杯は、かなり甘めです。私はこのくらいが好きでしたが、最初から同じ量を入れなくても大丈夫です。まずは少なめに入れて、最後に味を見ながら足してみてください。
水と牛乳は計っていましたが、煮詰める時間やスパイスの細かな量までは毎回そろえていません。きっちりこの通りに作れば毎回同じ味になる、というレシピではなく、ここから味見をして自分の味にしていくための目安だと思ってください。
私がアッサム茶葉を選んだ理由
チャイラテ用に何種類かの紅茶を試したなかで、一番おいしいと感じたのがアッサムでした。使っていたのは、日東紅茶の「こく味のある紅茶」です。
この商品は、アッサムを70%以上使ったリーフティーです。公式サイトを見ると、こくのある味わいと甘い香りが特徴で、ミルクティーにも向くと案内されていました。
実際にチャイラテにしてみると、牛乳を加えても紅茶の味が消えにくく、スパイスを入れてもちゃんと紅茶の味が残ります。いくつか試したなかでは、このアッサムが一番好みに合いました。
鍋で作るチャイラテの手順
材料をそろえたら、いよいよ鍋で作っていきます。私が気をつけていたのは、スパイスと茶葉を入れる順番です。
1.カルダモンとシナモンを準備する
シナモンスティックは折って使います。カルダモンは、さやから黒い種を出してすり鉢ですり、さやも捨てずに鍋へ入れます。
ブラックペッパーは砕かず、丸い粒のまま6〜8粒使っています。生の生姜なら薄切りを5枚ほど、手軽に作りたいときはジンジャーパウダーを使います。
2.水を沸騰させてからスパイスを入れる
鍋に水200mlを入れて火にかけます。先に水を沸騰させてから、シナモン、カルダモン、クローブ、生姜、ブラックペッパーを加えます。
この順番だけは、私も気をつけていました。水の段階で全部入れて沸かすのではなく、まず水を沸騰させる。そこへスパイスを入れ、そのあとに茶葉を入れます。
3.茶葉を入れ、色が出たら牛乳を加える
スパイスを入れたあと、アッサム茶葉をティースプーン2〜3杯加えて弱火にします。すぐに牛乳を入れず、水の中で茶葉が開き、紅茶の色がしっかり出るまで待ちます。
色が出たら牛乳200mlを加えます。牛乳を入れたあとは泡が急に上がってくるため、鍋から目を離せません。吹きこぼれない程度の火加減で、好みの濃さになるまで少し煮詰めます。
4.煮詰めてから砂糖を入れる
以前、煮詰める前に砂糖を入れたところ、水分が減ったぶん、完成時には思っていたより甘くなりました。それからは、好みの濃さまで煮詰めてから砂糖を入れています。
目安は小さじ8杯ほどですが、最初は少なめでもいいと思います。混ぜて味見をして、「もう少し甘くてもいいな」と思ったら足します。スパイスが少し弱い日は、仕上げにシナモンパウダーを足すこともありました。
5.茶葉とスパイスをこす
火を止めたら、茶こしで茶葉とスパイスを取り除きます。作る工程で一番面倒だったのが、この作業でした。
以前、市販の粗びき黒こしょうを使ったときは、粒が細かすぎて、キッチンペーパーとザルを重ねても通り抜けてしまいました。飲んだときに細かな黒こしょうが口に残ったため、それ以来、粗びき黒こしょうは使っていません。
それからは、粒のブラックペッパーを砕かず、そのまま6〜8粒入れるようになりました。砕いたほうが香りは出るのかもしれませんが、粒のままなら最後に茶こしで拾えます。飲むときに黒こしょうが口に残ることもなくなりました。

同じ分量でも味が変わるときは最後に整える
水と牛乳を量り、茶葉も同じくらい入れているのに、出来上がりは毎回少し違いました。本当に紅茶は生きているのかと思うほどです。
自宅はガス火なので、火力を「何度」と決められません。煮詰める時間も計っていなかったため、出来上がる量も一定ではありませんでした。茶葉を煮出した時間、牛乳を入れてからの煮詰まり方、スパイスのつぶし方など、いくつかの違いが重なっていたのだと思います。ただし、一つずつ比較したわけではないため、原因は断定できません。
何度作っても同じ味にしたくて分量を考えましたが、最後は味見をするしかありませんでした。甘さが足りなければ砂糖を少し、香りが弱ければシナモンパウダーを少し。一度にたくさん足すと戻せないので、少し入れては味を見るようにしていました。
アイスチャイラテは普通の氷で薄くなった
ホットと同じチャイラテに普通の氷を入れると、氷が溶けるにつれて味が薄まり、スパイスの風味まで弱くなりました。そこでアイス用に濃く作ってみましたが、普通の氷が溶ける問題は残ります。
氷を入れずに粗熱を取って冷蔵庫で冷やしたこともあります。現在は、いつもの分量でチャイラテを多めに作り、その一部を凍らせた「チャイ氷」を使っています。
チャイ氷なら、溶けても入ってくるのは水ではなくチャイです。普通の氷を入れたときのように、飲んでいる途中でスパイスの味がぼやけにくく、最後までチャイの風味を楽しめます。

市販品よりスパイスを感じ、生姜だけが強くない味へ
市販のチャイラテは、私にはスパイスが控えめに感じることが多くありました。一方、お茶のお店で飲んだチャイラテは、生のおろし生姜がたくさん入っていて、生姜の風味ばかりを強く感じました。
求めていたのは、その中間です。シナモン、カルダモン、クローブの香りに、ジンジャーとブラックペッパーのピリッとした感じが重なり、生姜だけが前に出ない味です。
生姜の刺激が苦手なら、ジンジャーパウダーは少なめからで十分です。反対に、市販品では物足りない人は、最後の味見でスパイスを少し足す。家で作ると、この加減を自分で決められます。
まとめ
鍋でチャイラテを作るときは、水200mlを沸騰させ、スパイス、アッサム茶葉、牛乳200mlの順に加えます。好みの濃さまで煮詰めたら、最後に砂糖を入れて味見をします。私は先に砂糖を入れて甘くなりすぎたことがあるので、この順番に落ち着きました。
同じ分量で作っているはずなのに、毎回少しずつ味が違います。今では、それも含めて最後に味見をし、その日のチャイを仕上げています。アイスで薄くなるのが気になるときは、同じチャイを多めに作ってチャイ氷にしておくと、最後まで味がぼやけません。
まずは少なめの砂糖とスパイスで作り、最後に自分の好きな甘さと香りへ近づけてみてくださいね。



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