コーヒー豆の焙煎度合いって何?酸味・苦味の好みで選ぶ目安

浅煎り・中煎り・深煎りのコーヒー豆を比較した焙煎度合いのイメージ Coffee|コーヒーを楽しむ

コーヒー豆を選んでいると、「浅煎り」「中煎り」「深煎り」という言葉を見かけますよね。

でも、浅煎りと深煎りでは何がどう違うのか、よく分からないまま選んでいる方もいるのではないでしょうか。

コーヒーの酸味が好きな人もいれば、酸味があまり得意ではない人もいます。苦味が好きな人もいれば、苦味が強いのは苦手という人もいますよね。

では、自分の好みに合う焙煎度はどう選べばいいのでしょうか。

そこで今回は、酸味や苦味などの好みから、どの焙煎度を選べばいいのかを見ていきます。

コーヒー豆の焙煎度合いって何?

コーヒー豆を選ぶときに見かける「浅煎り」「中煎り」「深煎り」。

これは、コーヒー豆をどのくらいまで焙煎したかを表しています。

では、「焙煎」とは何なのでしょうか。

焙煎とは、コーヒーの生豆に熱を加えて、飲める状態のコーヒー豆に仕上げることです。

焙煎を進めるにつれて豆の色や香り、味わいが変化し、どこまで焙煎するかによって浅煎り・中煎り・深煎りなどの違いが生まれます。

コーヒーの生豆から浅煎り・中煎り・深煎りへ焙煎が進む変化

そして、焙煎度を選ぶときは、自分がどんな味を好むかを考えると分かりやすくなります。

好み 選ぶ目安
酸味を楽しみたい 浅煎り寄り
酸味と苦味のバランスが好み 中煎り〜中深煎り
苦味や香ばしさを楽しみたい 深煎り寄り

⚠ 注意

これはあくまで大まかな目安です。コーヒー豆の産地や品種、淹れ方などによっても味わいは変わるため、「浅煎りなら必ず酸っぱい」「深煎りなら必ず苦い」というわけではありません。

では、なぜ焙煎度によって酸味や苦味に違いが出るのでしょうか。

焙煎度は3種類だけじゃない?

「浅煎り・中煎り・深煎り」と聞くと、焙煎度は3種類だけのように思いますよね。

実際には、コーヒーの焙煎度には8段階に分けて表す考え方もあります。

段階 名称 大まかな位置
1 ライトロースト 浅煎り
2 シナモンロースト 浅煎り
3 ミディアムロースト 中煎り
4 ハイロースト 中煎り
5 シティロースト 中深煎り
6 フルシティロースト 中深煎り
7 フレンチロースト 深煎り
8 イタリアンロースト 深煎り

💡 ここは覚えなくても大丈夫

お店によって表示の仕方が違うこともあるので、8段階を全部覚える必要はありません。まずは「浅煎り・中煎り・深煎り」という大まかな違いが分かれば、豆選びには十分役立ちます。

焙煎度が変わると、酸味と苦味はどう変わる?

焙煎度を考えるときに、まず覚えておきたいのが酸味と苦味の感じ方の変化です。

一般的には、焙煎が浅いほど酸味が感じられやすく、焙煎が深くなるほど酸味は控えめになり、苦味や香ばしさが感じられやすくなります。

焙煎度による味わいの変化

浅煎り 中煎り 深煎り
酸味
感じやすい
酸味
控えめ
苦味
控えめ
苦味
感じやすい
浅煎り・中煎り・深煎りで変わるコーヒーの味わいのイメージ

このため、酸味が好きなのか、苦味が好きなのか、あるいはどちらも強すぎないほうが好みなのかを考えると、焙煎度を選びやすくなります。

酸味が好きなら、どの焙煎度を選ぶ?

コーヒーの酸味が好きなら、まずは浅煎り寄りの豆を選んでみると分かりやすいです。

浅煎りでは、豆が持つ酸味や香りが感じられやすく、フルーティーな印象や花のような香りを楽しめるものもあります。

☕ 選ぶときの目安

「苦味よりも酸味を楽しみたい」「さっぱりした味わいが好き」という場合は、浅煎りから試してみると、自分の好みを見つけやすいですよ。

酸味が苦手なら、どの焙煎度を選ぶ?

反対に、コーヒーの酸味が苦手なら、中煎り〜深煎り寄りの豆を選ぶ方法があります。

焙煎が深くなるほど酸味は控えめになり、苦味や香ばしさが感じられやすくなるためです。

⚠ ここは注意

「酸味が苦手だから深煎り」と考えると、今度は苦味が強く感じられることがあります。酸味だけではなく、苦味もどのくらいまでなら飲みやすいか考えてみるのがおすすめです。

酸味も苦味も強すぎるのが苦手なら?

私の場合も、酸味が強いコーヒーはあまり得意ではありません。

でも、苦味が強すぎるコーヒーも好きではありません。

そこで、酸味を抑えたいからといって深煎りだけを選ぶのではなく、中煎りから中深煎りあたりを試してみました。

すると、このくらいが自分には飲みやすいと感じました。

🌿 私の場合はこのあたり

酸味を少し抑えつつ、苦味も強くなりすぎないところを探して、中煎り〜中深煎りを試してみました。

このように、酸味が苦手だからといって、必ず深煎りを選ばなければいけないわけではありません。

自分が飲みやすいと感じるところを探すことが大切なんですね。

焙煎度は「味の好み」から考えてみる

焙煎度を選ぶときは、「浅煎り・中煎り・深煎り」という名前を覚えるより、自分の好みと照らし合わせてみると分かりやすくなります。

こんな味が好き 焙煎度の目安
酸味をしっかり楽しみたい 浅煎り寄り
酸味も苦味も楽しみたい 中煎り
酸味は控えめがいい 中煎り〜中深煎り
苦味や香ばしさを楽しみたい 深煎り寄り
酸味や苦味の好みから浅煎り・中煎り・深煎りを選ぶイメージ

最初から自分にぴったりの焙煎度を当てるのは難しいので、気になる豆があれば、少量から試してみるのもいいですね。

焙煎度だけで味が決まるわけではない

ここまで焙煎度について見てきましたが、コーヒーの味わいは焙煎度だけで決まるわけではありません。

豆の産地・品種・精製方法などによっても味わいは変わりますし、同じ豆でも挽き方やお湯の温度、淹れ方によって感じ方が変わることがあります。

💡 豆選びで迷ったら

まずは焙煎度を見て「自分は酸味と苦味のどちらが得意かな?」と考えてみましょう。そこから産地や豆の特徴を見ていくと、選びやすくなります。

まとめ

コーヒー豆の「浅煎り・中煎り・深煎り」は、どこまで焙煎したかによる違いです。

一般的には、浅煎りになるほど酸味が感じられやすく、深煎りになるほど苦味や香ばしさが感じられやすくなります。

ただ、焙煎度だけでコーヒーの味が決まるわけではありません。豆の産地や品種、精製方法、淹れ方などによっても味わいは変わります。

☕ 豆選びで迷ったら

まずは「酸味が好きか」「苦味が好きか」「どちらも強すぎないほうがいいか」を考えてみると、焙煎度を選びやすくなります。

コーヒー豆の焙煎度合いを考えるときは、浅煎り・中煎り・深煎りという名前だけで決めるのではなく、「このくらいの酸味なら飲めそう」「これくらいの苦味なら大丈夫」など、自分の好みを基準に選んでみてくださいね。

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